大丈夫明日の空が泣いても心配ないよ 君を守る大きな傘になるよ

ル ’ー’リ<しゅしゅ
州´・ v ・)<しぇよ


ってことで

ベリキューゲキハロ
大阪「死守」組千秋楽

2公演拝見して参りました

ケド


まぁ

圧倒的ですね


昨日の「帰還」とは対象的に
かぁなりハードルあげて臨んだ自分だったんですケド
軽くその上をいくカンジとでもいいましょうかね


ま、
初っ端千奈美がハンカチ云々言い出したのがちょっと癇に障って
「絶対ハンカチなんか使わねー」とか思ってみたりもしてねw

結果的にはその通りにハンカチは使わなかったんですけど
それはね
自分が泣いてることにすら気づかないほど舞台に引き寄せられていて
ハンカチなんか使う暇なかったからに他ならなくってね

お芝居で感動して泣くってのはそーゆーもんだと思います
はい


ベリキューメンそれぞれも実に良い具合に良い役を良く演じきっていて

若月陸曹長は思いのほかカツゼツも良く聞き取れてw
おかげでその凛々しさのようなものが際立っていたし
河合2等陸士のその勇ましさが最後まで貫かれたところには感動したし
小宮2等陸士は・・・まぁ、ところどころももちそのままでしたけどw
それがあの中ではいい味になってたし
上杉2等陸士はね、キャプテンの演技の真骨頂というね
愛されるべきキャラクターをホントに演じきっていたし
何より小宮上杉2名のそれぞれのラストのそれぞれの切なさはどーにもこうにもなカンジでしたしね
つぶらはまぁ、多分に岡井千聖的ではあったけどw、アカペラとかいいアクセントだったし
絶姫は・・・ちょっとアレだけどソレだったから結果オーライだしw

ってね

なんかこの感想を役名で言いたくなるって時点で
この「舞台」がそれだけそれぞれをそれぞれの役として感情移入して見ることができるものだったってことなんだよね

それが「帰還」との大きな違いかなw


まぁ
若月陸曹長がどんだけ剣の達人なのかはしらんけど
それでも戦国武将に刀で勝てるのかって部分でのリアリティーとか言い出すと
多分にヒロイックファンタジーではあるんだけどw

それはそれでいいじゃん、ってカンジでね


ただ
タイムスリップによる歴史への介入とその後の変化についてだけど
上杉謙信になる長尾影虎を殺したからその子孫である上杉2等陸士が消えたのはまぁいいんだけど
それでタイムスリップした上杉2等陸士が消えたってことは、タイムスリップ後の彼女たちの時間軸は現代から続いていたってことになるわけだから
つまり、過去が変わったことによって現代の彼女が消えたのなら、
現代に残っている者の記憶から彼女が消えるのは当然としても、
過去に共にタイムスリップした面々や、その過去で彼女に出会ったすべての人々の記憶から消えてしまわなければおかしいとは思うんだけどね
だって存在そのものがなかったことになるってことなんだから、そーゆーことでしょ?


ってね


まぁ
そんなことはどーでもいいんだけどねw
てか
どうでもいいくらいにいい「お芝居」でしたよ、ホント


こうなるとね
ホントにつくづく「帰還」が・・・ってカンジです


だいたい「帰還」はね
戦国時代の価値観全否定でそれが正義になってしまうあの展開がどうにも馴染めなかったしw

「帰還」も「死守」も
姫様が政略結婚で真に想いを寄せる人と引き裂かれそうになるって展開は同じだったワケだけど
それを寄ってたかって否定して思い留まらせてそれが正義になってしまう「帰還」はどうにもね
「死守」でも結果的には同じ道をたどってるんだけど、そっちは「わかるけどわかんない」的などうしようもない選択肢としての結果だからまぁ納得もいくんです

うん


やっぱりね

お芝居を作る人間としての器の差がそのまま出たのかなぁ〜ってカンジですね

「演じる」側の差ではなく、ね


ま、
なんですね


ここのところ毎年新しい試みを見せてくれるアンドリュープロデュースのゲキハロシリーズですケド

お次があるとするならば
お次はどんな試みをやってくれるんでしょうかね?


ま、
とりあえずは

お次があることを祈るところから始まるのかもしれませんケドね