夢には 眩しい 笑顔乗せて 輝く準備をしてさ

a33com2006-09-01

 

川o・-・)<長すぎ注意



今日から9月〜ということで


日記の更新をサボってスタートした8月は、同じく日記の更新をサボって過ぎ去っていきました(^^;


そうして始まった9月ですケド…
なんだか界隈青封筒も届きはじめたようで、もう来年のお正月の予定とかまで考えなきゃならんって展開になるらしく、、、
鬼が笑うドコロの話しではないよなぁ、、、トカ思いながらも、紺ちゃん卒業前は来年の正月ハローなんて大阪1公演でも見れば十分トカ思っていたケド、またしてもワンダコンだなんて話を聞かされれば、℃-ute目当てで中野に行くのもアリとか思わんこともない自分がいたりします(^^;



と、いうところで


ちょっと間があいてしまいましたケド、8月27日のミュージカル「リボンの騎士」千秋楽のコト、8/29の日記の続きと参ります〜。




そして、鳴り止まない拍手の中、

 (0^〜^)<みんな〜

 (0^〜^)<御待ちかねの…

と切り出すよっすぃー

 (0^〜^)<ペンライトOKになったの?

って誰かに確認するかのように言うその言葉に促されるように、フライングから一端引っ込められていた「青いサイリウム」が再び掲げられはじめ、やがて会場は青一色に染まって…

 (0^〜^)<今回のミュージカルで卒業します…
 (0^〜^)<小川麻琴!!

割れんばかりの「マコトーーーーーーーー!!」って叫び声と拍手に包まれて、向日葵の束を抱えたままの麻琴がセンター一歩前へ出て…

 (0^〜^)<それでは
 (0^〜^)<メンバーを代表しまして−
 (0^〜^)<まずは同期の、新垣里沙

 ノlc| ・e・)<はいっ…

と、よっすぃーの指名を受けて、神妙な面持ちで返事した淑女役のドレス姿のガキさんが麻琴の左隣に歩み出て、麻琴と向き合って…

 ノlc| ・e・)<まこっちん、卒業おめでとう!
 ∬∬´▽`)<ありがとう♪
 ノlc| ・e・)<昨日で、丸5年が経ったんだけど…
 ノlc| ・e・)<「あっと言う間だねー」って話してて…
 ノlc| ・e・)<こないだ受かったばっかなのに〜って…
 ノlc| ・e・)<話してたから…
 ∬∬´▽`)<うん♪
言いながら涙が溢れ出してくるガキさん…言葉も涙で途切れ途切れになりつつ、その途切れる間に明るいトーンで相槌を打つ麻琴…
 ノlc| ・e・)<卒業する日が来ると…思ってなかったから…
 ノlc| ・e・)<ちょっと…ちょっと寂しいけど…
 ノlc| ・e・)<…でも…
 ノlc| ・e・)<まこっちんらしく、、、その明るい性格で、
 ∬∬´▽`)<ハイ♪
 ノlc| ・e・)<みんなを、幸せにするまこっちんで、
 ノlc| ・e・)<これからも、海外に行っても、ずっと仲間なので…
 ノlc| ・e・)<がんばってね…
 ∬∬´▽`)<ハイ♪
 ノlc| ・e・)<卒業おめでとう!
 ∬∬´▽`)<ありがとう!
涙を堪えながらのガキさんの精一杯の贈る言葉の感動を受けて、ここで場内は拍手の嵐
すると…
 ノlc| ・e・)<あと、一言いいですか?ちょっと、いいですか??、、すいません、、、、
と、拍手の渦を掻き分けるようにガキさん
 ノlc| ・e・)<まこっちんに出逢えて、良かったです!
流れを崩してでもどうしても言いたかったその一言を言うと、そのまま麻琴に抱きついていくガキさんと、それを暖かく受け止める麻琴。そして、もう堪える必要もないと号泣するガキさん
会場もそんな二人の様子を暖かく受け止めて拍手を続けていると、、、
麻琴の背中側からその様子を見ていた愛ちゃんが、そのまま麻琴の背後から、抱き合う2人にしがみつくように抱きついていったりして、そのちょっとだけ無様な有り様に会場も笑い混じりに拍手を続行(^^
 ノlc| ・e・)<ちょっと、愛ちゃんちょっとぉ
 川*’ー’)<5期だから。。。5期だから。。。
 ノlc| ・e・)<ふぅへぇぇぇぇ(泣)
突然の愛ちゃんの行動に、麻琴と抱き合ったまま、涙声のまま愛ちゃんにツッコむガキさんにもお構いなしに、「5期だから」って笑顔で麻琴のアタマを撫でる愛ちゃん。ガキさんもヤレヤレってカンジになりながらももういいや、ってカンジで泣きに徹して…でも、そんな2人に挟まれてものすっごく幸せそうな笑顔の麻琴がそこにいて…

そんな、1ヶ月前のハロコンでの紺ちゃんの卒業式と同じような、涙と感動がありながらそこに「笑い」が加味されてしまう5期の世界がそこに成立して、会場はホントみんな笑顔でその3人に拍手を贈り続けていましたが


 (0^〜^)<さあ、そして…


と、あえて冷静に、進行するよっすぃー


 (0^〜^)<モーニング娘。を代表して…
 (0^〜^)<魔女を演じましたぁー藤本美貴

「おおー」って唸り声と共にみきてぃを拍手で迎える会場。
そこにはミュージカルの魔女役への賞賛も加味されている模様です。

 从'v')<はい!あの〜、、、卒業おめでとうございます!
 ∬∬´▽`)<ありがとうございます
 从'v')<え〜、、、、魔女に言われても、と、思いますけど…
場内爆笑(^^
 ∬∬´▽`)<だいじょーぶだよ♪
って首を振りながら答える麻琴(^^
 从'v')<まぁーあのー、、、
 从'v')<このミュージカルが今日で終わるってのも信じられないなーと思うんだけど…
 从'v')<まことが明日からいないっていうのも信じられなくて…
 从'v')<また明日になったら、「あ、間違えちゃった」とか言って来そうな…
 从'v')<カンジじゃん?
 ∬∬´▽`)<そーだねー♪
 从'v')<でもなんか、このミュージカルも…
 从'v')<リハーサルから長い期間、温かい人たちに囲まれながら…
 从'v')<スゴイ、楽しくて…
 从'v')<なんかこー…学ぶものが多かったミュージカルを、
 从'v')<まことと一緒に、出来ることが出来て…
 从'v')<スゴイ…うれしいなぁ、と…
言葉を探しながら、ミュージカル千秋楽としての今日と、麻琴とのお別れの日としての今日を絡めて言葉を重ねていたみきてぃでしたが、ここで突然、、、、
 从'v')<・・・ふっ(笑)
 ∬∬´▽`)<おっ(笑)
 ∬∬´▽`)<…笑うとトコじゃないから(笑)
長々と語っている自分に照れたのか、涙が零れそうになるのを制したのか、突然笑い出してしまったみきてぃ。そして、そんなみきてぃに麻琴がツッコミを入れるといういつもの逆な光景がそこに成立していました(^^
 从'v')<…まぁ、そして、
 从'v')<モーニング娘。としての小川麻琴としては、
 从'v')<スゴイやっぱり、いつも元気だったり…
 从'v')<おもしろかったり…こう、いるだけでおもしろい…
 从'v')<見てるだけで楽しい小川麻琴だったんだけれど…
 从'v')<海外に行ってしまう…スゴイ寂しい、けど…
 从'v')<自分のやりたいこと、って言う事で…
 从'v')<がんばって欲しいな、と…思うので…
 ∬∬´▽`)<はい
 从'v')<楽しんできて下さい!
 ∬∬´▽`)<はい♪ありがとう!
 从'v')<おめでとう!
 ∬∬´▽`)<ありがとー!!
終始穏やかに、静かなトーンで言葉を贈ったみきてぃに、「こーゆーの苦手だなぁ…」みたいな心情が見え隠れしたりもするんですケド、それだけに、麻琴に贈られた言葉も、飾り気のないホントの彼女の心というカンジでとても温かく、
あまり大袈裟な言葉ではなく、肩肘張らずに「楽しんで来て」という言葉で締めたのが実にみきてぃらしいし、それを受けての麻琴の返事も、麻琴らしい明るく元気な返事だったから、すごく、心地良く受け止めることが出来る2人の抱擁がそこにありました。


そんな2人を包む拍手の音が鳴りつづける中で…


 (0^〜^)<それでは…
 (0^〜^)<大臣から、ひとこと。


と、お次はよっすぃー自らの「言葉」
会場再び「おおぉー」って歓声と共に大きな拍手が巻き起こりました


 (0^〜^)<今回の舞台は…
 (0^〜^)<大臣的にも、吉澤ひとみ的にも、2つあって…
 (0^〜^)<まずは大臣的に、
 (0^〜^)<すばらしくかっこいいミュージカルをしたい!と、いうことで…
 (0^〜^)<ホント3月からずぅ〜〜〜っと稽古をしてて…
 (0^〜^)<ぶっちゃけ「長っげぇ〜」と思ったこともあったけど…

って、あまりにアケスケなぶっちゃけに会場爆笑(^^

 (0^〜^)<でも!
 (0^〜^)<みなさんに、たくさん拍手を頂いて…
 (0^〜^)<初日をあけてから沢山、いい言葉を頂いて…
 (0^〜^)<ホントに、評価をされて…
 (0^〜^)<いい評価をして頂いて…
 (0^〜^)<ホントによかったと…
 (0^〜^)<このミュージカルをやってホントに良かったと思っています!
拍手喝采
 (0^〜^)<温かく見守って頂いた…会場に足を運んでいただいた皆様!
 (0^〜^)<本当にありがとうございました!
再度拍手喝采
ここまではよっすいーのこの40公演への想い、ってカンジ。
麻琴もよっすぃーの横でうんうん頷きながら聞いていました。
で、いよいよ麻琴への「贈る言葉」かと思ったら…
 (0^〜^)<そして−
 (0^〜^)<その大成功のミュージカルがあってこそ
 (0^〜^)<小川麻琴を、きっちり卒業させてあげたいと思い…
 (0^〜^)<え〜、、今こうして、、、大成功に終わって…
 (0^〜^)<麻琴に、言葉をゆってるんですケド…
 (0^〜^)<目が見れない!
ってもぉ、紺ちゃんの卒業式での「後輩の卒業ヤバイ」と同じカンジなのか、今のヤバさをぶっちゃけよっすぃーで(^^;
 (0^〜^)<おめでとー!
 ∬∬´▽`)<ありがとうございます…
と、もぉ「おめでとう」を笑顔で麻琴に贈ることしか出来ないカンジのよっすぃー
でも、そんなよっすぃーの簡単な言葉と笑顔が何よりも嬉しいカンジの麻琴は、ここでホントに嬉しそうな笑顔で涙を零して、自らよっすぃーの胸に飛び込んでいくように包まれていって…
よっすぃーも、そんな麻琴を温かく包み込んで、ね。
やっぱりね、一時期グループ内交際とまで言われた二人だけど、その絆ってのはホントにスゴク強いものなんだろうなって、改めてカンジさせられる光景がそこにありました。
 (0^〜^)<・・・ほんとに、
 (0^〜^)<麻琴は…自分が決めた道を、行くわけなんですけど…
 (0^〜^)<こんなキャラでも実はめっちゃくちゃ弱いところもあるので…
 (0^〜^)<ちょっと不安ですが
 (0^〜^)<仲間はたくさんいるので、
 (0^〜^)<いつでも!連絡してきて下さい!!
 ∬∬´▽`)<はい!
 (0^〜^)<ナイロンお疲れ様でした!
 ∬∬´▽`)<ありがとうございましたー!!
「弱いところもあるから不安」と言われた時の麻琴の「ヘヘー」ってカンジの子供っぽい笑顔が印象的でしたが、それはやっぱり、よっすぃーだから感じる不安でもあり、よっすぃーだから言えた言葉でもあったんでしょうね。
最後まで、ホントに最高の2人で、そんな2人らしい明るく元気に「別れの言葉」の景色は成立していました。



 (0^〜^)<それでは最後に−
 (0^〜^)<小川麻琴より、皆さんに、ご挨拶させていただきます。


 ∬∬´▽`)<はいっ!


 ∬∬´▽`)<今日、この公演を持ちまして、
 ∬∬´▽`)<ワタクシ小川麻琴は、モーニング娘。を卒業します!


 ∬∬´▽`)<ミュージカルを最後に卒業するのはワタシがはじめてなんですけども…
 ∬∬´▽`)<最後に…箙さん、マルシアさん、美勇伝モーニング娘。のメンバー、バンドの皆さん、演出家の木村さんをはじめほんとうにたくさんのスタッフの方といっしょに、舞台を作り上げてきて…
 ∬∬´▽`)<今日無事に、千秋楽をむかえることが出来て…
 ∬∬´▽`)<本当に、幸せに感じています!


 ∬∬´▽`)<…え〜・・・・


 ∬∬´▽`)<この、、ミュージカルは、、もちろんですが、、
 ∬∬´▽`)<私は今まで、5年間モーニング娘。をやってきて、できた、
 ∬∬´▽`)<たくさんの、数え切れないほどの思い出、そして、経験は、
 ∬∬´▽`)<わたしにとって、本当に本当に、一生の宝物です!


 ∬∬´▽`)<わたしはー…卒業後、海外留学をする予定ですが、、、
 ∬∬´▽`)<また、こうやってみなさんに会えるのを楽しみに、
 ∬∬´▽`)<海外でも頑張って、そして、
 ∬∬´▽`)<次に皆さんに会う時には、
 ∬∬´▽`)<また、ひとまわり成長した小川麻琴で、帰って来たいと思っているので
 ∬∬´▽`)<そのときには、また、みなさん、よろしくお願いします!


大きく温かい拍手が鳴り響き、ついで「マコト、マコト」の大合唱。
そんな光景を笑顔で受け止めつつ、零れそうな涙は抑えながら、
 ∬∬´▽`)<はいっ!ありがとう…
 ∬∬´▽`)<へへへ…
と言葉を続ける合図を送る麻琴。
その言葉を聞き逃すまいと、ホントに一瞬にして静まり返る会場−
ここで多分マコの名前を叫んだヲタがいて、静かになったところに響いたその声に驚いて ∬∬´▽`)<はいっ!?とか素で聞き返してしまう麻琴に場内軽く笑いが起こったりして、ちょっと静まり返りすぎて変なカンジだった空気がいい具合に温まって…


 ∬∬´▽`)<はいっ。え〜…
 ∬∬´▽`)<5年間、、、、、


 ∬∬´▽`)<5年間
 ∬∬´▽`)<モーニング娘。を、頑張ってきて
 ∬∬´▽`)<みなさんの、本当に温かい、声援
 ∬∬´▽`)<ありがとうございました!


 ∬∬´▽`)<・・・・・はいっ
 ∬∬´▽`)<・・・ちょっと、
 ∬∬´▽`)<アタマの中がイッパイイッパイで何を話していいか…


って、涙を堪えながらだったり、ポイントごとに客席の反応があったり、ってのも影響してか
ホントにまとめどころを見失ったカンジの麻琴は、ついに素直にその状況を言葉にしちゃって。
それがまた麻琴らしくて、そんな麻琴を不快に思うような客はおそらく一人もいないはずではあるけれど、
それでは永遠まとまらないカモしれないのもまた事実であるから、ってことでか、ここでずっと麻琴の後ろで見守っていたよっすぃーが背後から何やら耳打ちをして…


 ∬∬´▽`)<・・・・・はいっ
 ∬∬´▽`)<それでは!

 ∬∬´▽`)<小川麻琴、元気に行ってきます!


と、ほんとに麻琴らしく、明るく元気な締めの言葉。
具体的によっすぃーがどんなアドバイスをしたのかはわからないけれど、ほんとうにいい具合に麻琴を導いてくれたカンジですね。
なんかそこまでちょっと、麻琴が涙混じりに「今まで」とか「5年間」とか、想いの大きさに自分自身で押し潰されそうになってたカンジで、見ている側にも少し切なさが湧き上がってきてたんだけれど、
この「行ってきます」で全てが明るい未来に転化されたカンジ。


そう、「行って来ます」なんだよね、麻琴は。
さよならではない、いや、それ以前にお別れですらないのかもしれない、そう、「行って来ます」
「行ってらっしゃい」なんだよね、麻琴は、さ。
って、ね。


 ∬∬´▽`)<本日は、まことにありがとうございましたー!


そして、未来をへの希望を歌う歌と共に、ミュージカルは幕を下ろしていきます。
まさに、大団円。
大きな拍手の中降りていく緞帳にあわせて身をかがめながら手を振りつづける出演者たちの姿が、やがて見えなくなると同時に、鳴り止まない拍手にあわせて巻き起こる「マコトコール」
その声に押し上げられるかのように緞帳は再び重力に逆らい、姿を見せる演者たち。よっすぃーと麻琴の「ありがとう」の叫びを届けると再び降りていくそれは本当に一瞬に近い出来事ではあったけれど、別れを惜しむ客体にはそれは十分すぎる幸せでした。


その幸せを胸に「麻琴コール」は続く中で流れてくる終演のアナウンス。帰り始めた人も多い客席は最後の賞賛の拍手に包まれて…ってその時、
再度上がってしまった「幕」それは最終公演ならではのサプライズだったのかもしれないけれど、ずっと「着席」だった客体が、彼女たちを立ち上がった状態で迎えたことの興奮はかなり大きく、かてて加えて、ここで演者の皆さんと一緒にバンザイとかって幸せが追い討ちをかけたから、もう止まらない。
再び幕が下りても、もう会場は「期待」を持った客体としてヒートアップして、鳴り止む事を知らない拍手は再再度の「麻琴コール」を牽引して、三度緞帳を押し上げて。
麻琴を中心に「どうもありがとー」って手を振る短い幸せな時間。そして幕は下りて、終演のアナウンス。


ここまでくるともう、いささか手段が目的になってしまうワルノリ状態を誘発するのも致し方なしだよね、、、ってカンジで、巻き起こったのは「もう一回コール」
繰り返される終演のアナウンスをかき消すように鳴り響く「もう一回コール」は事態を収拾する為には已む無いカンジで幕を上げさせて、、、
 ∬∬´▽`)<どうも、ありがとう!
 ∬∬´▽`)<これが、本当に最後です!
 ∬∬´▽`)<ほんとに、ホントに、どうもありがとうございましたー!!
 ∬∬´▽`)<バイバ〜イ♪
確かにもう、「最後」と明言させるしか収める道は無かった状態。
ある意味ワルノリが過ぎた状態が生んだ「最後」ではあったケド、この最後の麻琴はまた本当に、いい笑顔だったってのも事実だったりするから、ここは素直に、最後の幸福を受領したのが自分でした。


最後の幕が降りれば、あとはいつもの「万歳」とか「麻琴最高」とか。
最後の最後で客席はすっかりいつものライブ感に引き戻されてしまったけれど、それでも、そんなミュージカルというカタチでの「卒業式」であったからこそ成立した「終わり方」だったからなのか、会場を出たあとの自分の心持は、いつもとはちょっと違うカンジの爽快感に包まれていました。


1ヶ月前のハロコンがあんなカタチだったことから想像していたものからすれば、遥かにきちんと「卒業式」として成立していた千秋楽ラスト。
もし自分が小川麻琴に全く思い入れがなく、その上でミュージカル40公演に足しげく通った立場だったとしたら、「麻琴の卒業式」で終わってしまったことに多少の不満を持つかもしれないなとは思いもしたけれど、あの千秋楽の会場を形成した客体は、麻琴の卒業を祝う心で満たされていたと信じたい気持ちを胸に、
かつて見たことも無い歌舞伎町の光景を目に焼き付けながら、自分の8月も終りを告げていきました。


麻琴の輝く笑顔を胸に。