あけまして〜愚痴初め（苦笑）
明けましておめでとうございます♪
と、誰ともなしに言ってみて、2005年をはじめてみる（笑）
ケド、いきなり大晦日の「紅白」のコトとか振り返ってみる（苦笑）
勿論、アンチ紅白の自分なんだから、あくまでピンポイントでねっ、と。
第55回NHK紅白歌合戦。
ぶっちゃけ、娘。+Wと後藤＆松浦のトコロしか見ていません。
例年なら、その他の出演部分もなんとか見ようと頑張るのが自分なんだけれど、今回は2組の「歌」の順番が早めで終わってくれたので、後はもうめんどくさかったんで捨てました。
ってことで、まずは「モーニング娘。＋W」
唯一の楽しみだったかもしれない恒例のひとこと挨拶がなかった上に、胸くそ悪い紹介コントやられてゲンナリからはじまったその時間。
元々、メドレーってものがあまり好きではない自分としては、とくに紅白バージョンと呼ばれたモノで満足できたためしがないんだけれど、今回は、そこそこ及第点カモしれないかな。
いきなりオリジナルと違うパート割りではじまった「愛あらば IT'S ALLRIGHT」は、その聴きなれないモノへの違和感ってのが多少引っ掛かりではあったけれど、飯田さんとか矢口さんとかが目立ってくることで得られる安心感みたいなものが、次第にそれを調和していってくれたカンジがあって、
そうなれば、元々モーニングらしさに溢れた「愛あらば〜」なんだから、モーニング的幸せを形骸するカタチに綺麗に集束していって、お次の「涙が止まらない放課後」に流れていってくれたカンジ。
まぁ、その「涙が止まらない放課後」が、あっと言う間に終わってしまう現実は、総体から見たら「要らなかったんじゃない？」ってカンジでもあるんだけれど、
例えばここは、紺ちゃんの為にあった見せ場とする解釈も、あながち身勝手ではないんだと思えたりするんだよね。
「紅白」ってモノを、その一年を総括するステージだと考えるなら、ね。
それはつまり、
ここまでの「頑張り」を実を結ばせて、2004年大きく飛躍した紺野あさ美を、この年のモーニング娘。の代表的１人として前面化した、という解釈。
それはその後、Wを挟んでのモーニング再登場時に、「浪漫 〜MY DEAR BOY〜」の一部を持ち出してよっすぃーを前面化したのも同じコトで、
2004年でハッキリと「復活」をした吉澤ひとみもまた、この年のモーニング娘。の代表的１人であった、というコトなんだろう、と。
話しが前後するけど、W。
自分的には、卒業メンバーのモーニング１日復帰、って手法は承服しかねるけれど、今回のように、あくまで「仲間ではあるけれど別ユニットですよ」って前提を守って一緒にやる、って分には特に問題は感じなくって、
「愛あらば〜」〜「涙が止まらない〜」ってモーニング２曲の後に登場するW。そこで「ロボキッス」って選択は、楽曲評価とは別次元で、ちょっと「どうかなぁ？」って思う部分も正直あるんだけれど、「２人合わせてW」な部分が最も具現化されたパフォーマンスが提示される曲であるのも事実だから、それはそれで適切だったのかもしれない、かな。
で、「浪漫〜」を少し臭わせといて「愛あらば〜」。
相変わらず最後は露出過多なモーニングなんだけれど（笑）、
ちょっと気合入りすぎに見えるキレキレのダンスで「愛あらば〜」踊ってる姿を見ると、「そのまま浪漫でもよかったんじゃない？」とか一瞬思ったりもしたんだけれど、
そうこうしているうちに、ハッキリと飯田さんをドセンターに据えて、しかもその両脇にW＝辻加護が合流してきて、ってその画ヅラが完成してしまうと、
なんかもう、屁理屈抜きの領域で、目頭が熱くなってくる自分がそこに成立していました。
ただ、それでも、
久々の１４人という姿を、「久々の１４人のモーニング娘。」とはとらえてはいけないという想いを貫く事が意外と困難な事ではなかった事実はそこにきちんとあったと思えたのは、
１２人のモーニング娘。としてのスキルアップがそこにあって、同時に、Wとしての２人でのレベルアップがそこにあって、その２つの時間軸の集結は、時間を巻き戻すコトを必然としなかった、ってことなんだろうね。
そんな感じで、
そこに居たのが、あくまでもモーニング娘。とWだった事実は、
この「愛あらば〜」が「新曲」として歌われていた2004年の1月には、さらにここに「安倍なつみ」がいた15人で一つの「モーニング娘。」だった事実の数十倍も、数百倍も、「今」を提示することで2004年を締め括るコトをそこに成立させていたように感じられました、と。
さすがに２組をあわせた分、少し長めの尺をもらえていたようだし、いつもの紅白仕様のメドレーよりは消化不良になることもなく、
割りと「いいもん見れた」って感想に落ち着けるステージではあったなぁ、と思えるものでした。
う〜ん…長くなったな（苦笑）
後藤＆松浦は簡単に。
まず今更クリスマスって部分も含んで、「童謡系」は歌としての出来云々は抜きにして最低。
彼女たちは「童謡歌手」ではないんだから、それを演る意味がそこに成立しない。
申し訳程度に挿入された「奇跡の香りダンス。」は、それこそこれをせめてワンコーラスでいいから見せて欲しい、聴かせて欲しい、って欲求を不満のまま燻らせるに充分なものだし、
ごっちんの「手を握って歩きたい」は、まぁ、今更感はあるけれど、あのキッズを従えてお姉さん感いっぱいに幸せを拡散させる後藤真希の姿は、紅白のような開放された舞台でもっともっと提示していって欲しいものである、って意味では、こちらもやっぱり尺不足。
まぁ、キッズのバックダンスも含んで、ステージとしては完成度は高かったと思うんだけれど、やっぱその演目自体の無意味性はカバーできなかったかなぁ、と思えて…残念。
結局アレなんだよね。
「紅白歌合戦」って「番組」を作ってる人間の「認識能力の低さ」ってのに、毎年結構ハロプロ勢は犠牲になってる感があるんだよね。
今回の「モーニング＋Ｗ」はその意味被害は少なかったカンジだけれど、さ。
なんだろうなぁ、
もういい加減、あんな「紅白歌合戦」なんて糞番組、ありがたがるのやめませんか、ってカンジだよなぁ、と。
あ〜あ
正月早々グチだよ、コレ（苦笑）
