鳴らない言葉をもう一度描いて 赤色に染まる時間を置き忘れ去れば 哀しい世界はもう二度となくて 荒れた陸地が こぼれ落ちていく 一筋の光へ

6月も13日の日曜日

髪を切る予約が入ってて街の方まで出ていくことは必須義務だったので

13時予約からさかのぼって時間を見て
朝9時50分上映で映画鑑賞を決行

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

を観てきました

gundam-hathaway.net


さて
その感想
ですけど

一言でいうと
思いのほかちゃんと「閃光のハサウェイ」で驚いた
ってところです

今回の「閃光のハサウェイ」は富野由悠季監督が執筆し1989年から1990年に刊行された小説作品を原作にしたもの
この小説は劇場アニメ「逆襲のシャア」とはパラレル設定の小説版「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」の続きとして執筆された作品ですが
それに対して今回はあくまでアニメの「逆襲のシャア」の続編として製作されている
という話しを漏れ伝え聞いていたので
もっと大きな改変とかあるのかと思っていたんだけれどね

蓋を開けてみたらもう完全再現といっても差し支えないくらいに小説の「閃光のハサウェイ」のアニメ化作品でした



それはそれとして
面白かったとかつまんなかったとかでいうとどうなんだってところですけど

なんだろね
すっごくガンダム観てる気分にさせられたって意味ではガノタの心を満たしてくれるオモシロイさがあったわけですけど
単純に1本の映画として見てもろ手を挙げてオモシロイと絶賛できるかと言えば、正直微妙な部分もあったかなとも思います

全体的に説明不足な作風は非常にガンダム的というか富野的だしもうガノタとしては絶賛ですけど
なんか知らないうちに話が進んでると言えばそうだし登場人物だけが理解しあってる言葉の行って来いも置いてけぼりにされると言えばそうだしね

あとはやっぱり肝心要のΞガンダムペーネロペーの戦闘シーン
クスィーガンダム起動で次回に続く」ではなくちゃんと1回分の戦闘を描いてくれたのは良かったけど
夜戦だったので全体的に暗い画面だった上に高速飛行しながらビームだかミサイルだかを打ち合う戦闘なので両モビルスーツの外観が視認しにくかったというのが少し消化不良かなぁ、と
コクピット描写はなかなか良かったんだけどね…ってあぁ、そこが良すぎてかつ多すぎてモビルスーツが見えづらかったってのもあるかな

うん

とはいえまぁね
もろもろの部分で
どっかのユニコーンみたいなファンが作ったファンのためのオレガンダム的に
ファンサービスに徹しないその作品作りは
それこそガンダムっぽさ満載とも言えるわけで
そこがたまんないってガノタ理論に陥ってしまうとそれはもう名作扱いになってしまうんだけどねw

はい

ってところでね
特別料金1,900円の価値があったかどうかはまぁ置いといて

観て損はなかったかなってのが自分の結論ではあります


いかんせん3部作の導入ですからね
って
あぁ
3部作なのに現時点で2作目公開未定ってのもいただけない気もしますかね

ね?