足跡を残して旅する素敵な匂いのリズムは ちぎれやすい心つなぎとめる デコボコで暖かいの

a33com2006-08-29川o・-・)<バレバレ



忙しい中での月曜1日有給で出社した火曜日。


顔を合わせるなり「ミュージカルに行ってたんでしょ?」ってめざましテレビ情報を元に指摘してくる同僚数名トカ。


ツアラスとか卒業公演とかの遠征あとの朝の風景としてはもはやデフォだね、コレも(^^;



ってなところで、


さてさてそれでは、
8月27日、リボンの騎士千秋楽
その「千秋楽」そして、「麻琴の卒業式」としての夜公演
その体感をざっと振り返ってみたいと思います。


A席31列右側なのにS席7列中央の昼公演のおよそ3倍払ってなんとか潜り込んだ夜公演。
千秋楽でも特別公演でもどっちでもいいけど、昼公演を見る前まではあくまでも麻琴の卒業に立ち会うためダケにはたいた金だったけど、
結果的に言えば、最後の公演を広角的に俯瞰できたのはそれはそれで良かったのかな、うん。


本編はホントに40公演の集大成としての演者の気迫が全てに露で、その意気は自分がいた遥か後列の端っこ寄りにでさえ痛いほど伝わってきていて、
それは自分に限らずあの会場のすべての客体に届いたものであったらしいことは、
本編最後の箙“神様”かおるの独唱を受けての「降り注ぐ拍手」が物語っていたと思われます。
鳴り止まず、尚その音を大きく拡張して会場の天から舞台へ客席へまさに「降り注ぐ」拍手の音。あんな「拍手」に飲み込まれた体感は自分はもう生まれて初めてってカンジです。


昼公演の時は「最終日仕様」とは知らなかった4曲目=「青空がいつまでも続くような未来であれ!」は、麻琴以外のメンバーが手に向日葵を一輪ずつ持って登場し、曲の終盤で一人一人が麻琴に手渡して抱擁を交わすという、流石にコレは予備知識ナシでもわかる「卒業公演仕様」
原曲より緩やかな生バンドの演奏がより一層「温かい」空間調律を成すその曲を、生来の温かさを落とし込んで幸せいっぱいで歌う麻琴の姿と、そんな麻琴に心を注ぐように声を合わせ、そして花を手向けて体温を届けるモーニング娘。たちの姿は、涙なくしては見れない、幸せにして切なくもある、眩しい眩しい光景でした。


美勇伝を経て、全員が揃ってのフィナーレ(レビュー)も終り暗転。
その一瞬の暗闇が「麻琴コール」を産み出して、同時に青いサイリウムをフライングさせてしまったけれど、
カーテンコールを「仕切る」よっすぃー


 (0^〜^)<それは後でじっくり


の一言で収められて一安心。
なんともまぁ、頼りになるリーダーっぷりですわ、よっちゃんってば。


そんなよっちゃんの頼りになる進行で、40公演を締め括る挨拶と出演者の紹介がスタート。


「まずは」のマルシアは、昼公演のカーテンコールの時から泣いてたくらいだから、もうここでも感激丸出し。そんなマルシアに会場から「ありがとう」って声がいくつも投げられていたのが印象的でした。
40公演愛したサファイアとの別れを惜しんではまた涙するマルシア王妃に愛ちゃんが抱き寄る光景がなんだか微笑ましくありながら、最後にきっちり笑いを取って終わるその挨拶で、実は自分、今までマルシアって嫌いな方だったんだけれど、結構好感度UPだったりしました(^^;


「つづいて」の箙“タカラヅカ”かおるは終始楽しげに「挨拶」
その中で「ハロープロジェクトを応援するお客様」に対して「皆さんに出会えて良かった」と言ってもらえてことは、とりあえず「安心した」ってカンジです。
こちらもきっちり笑いを取って終わっていかれましたケド、この人のこの楽しそうな様は、単にこの人が「いい人」ってだけじゃなくって、それもこれも、所謂「本職」の人が、それなりに充実感を味わえる「仕事」が成立した所以なんだろうなと思えるんで、それもまた一つの、この40公演への評価だといえるのかもしれませんね。


スタント、バンドを挟んで、(0^〜^)<フランツ王子役を演じました美勇伝石川梨華
 ( ^▽^)<今回のミュージカルは、私たちにとって、とても大きな挑戦でした
って、ひと息(^^;
マルシア、箙両先輩やスタッフ諸氏に御礼を言ってその後、
 ( ^▽^)<でも、イチバンは…
 ( ^▽^)<この舞台を乗り越える事ができたのも…
 ( ^▽^)<ファンのみなさんが背中を押して…おっ、、、
 ( ^▽^)<んぅ
って噛む(^^;
 ( ^▽^)<でもイチバンはぁ!
って言い直す(^^;
 ( ^▽^)<この舞台を乗り切ることが出来たのも!
 ( ^▽^)<ファンのみなさんが、背中を押してくれたおかげだと思っています!
って今度は「押してくれた」を慎重に言う梨華ちゃん(^^;
何かこの最後の挨拶の梨華ちゃんでちょっとホッとしたりしてる自分がいたりしつつ…
 ( ^▽^)<モーニング娘。を卒業する小川麻琴の最後のステージに、
 ( ^▽^)<一緒に立てることを、ホントに嬉しく思っていまーす!
そう言えば、何気に梨華ちゃんって卒業後も後輩の卒業をしっかり近い場所で見届けている貴重な存在ですね。
 ( ^▽^)<今回の舞台で−
 ( ^▽^)<ホントに、大きな大きな、自信を貰う事ができました
 ( ^▽^)<どうもありがとうございましたー!
確かにね、梨華ちゃんに男役ってどうなのよ?ってぶっちゃけ思ってたのも今は昔で、ほんとに驚くほどきっちり「男役」を成立させていたし、なによりちゃんと「ミュージカル」を成立させていたんですよね、梨華ちゃんってばさ。
それはホントに、それだけの技術面での上達を生み出したのは自身の努力だろうし、さらに言えば、技術以上のものをそこの成立させた「気持ち」の力は、やはり努力が生み出した自信所以でしょうから、このミュージカルを経て梨華ちゃんが手にしたものってのはホントに大きい財産になるでしょうね。
こうなると、このフランツ王子以外の役の梨華ちゃんを見れなかった自分ってのが悔やまれてしかたがないんですケド、
まぁ、ね、それもひっくるめて、梨華ちゃんがこの舞台で掴んだものってのは、これからの彼女の中で脈々と息づいていくことでしょうから、
期待を込めて、これからの「石川梨華」を見ていきたいな、と、改めて思いました。


「つづいて」(0^〜^)<サファイアを演じました高橋愛
大きな拍手に迎えられ一歩前に歩み出る愛ちゃん−
 川*’ー’)<さふぁいあ、やくの…
 川*’ー’)<高橋愛ですぅ〜
って、
ついさっきまで、舞台の真中で凛々しく美しくサファイアを演じていた人とは思えないダラ〜っとした普段モードの愛ちゃん登場で、会場爆笑…というか、コントみたくズッコケたい空気(^^;
かと思えば
 川*’ー’)<わたしまとめるのがヘタなんですねー
トカ口走るし(^^;
いや、それはよくしってますケド、ってカンジでまたも笑いに包まれて
 川*’ー’)<で、吉澤さんに相談したんですけども…
 川*’ー’)<サファイア役として、の、トコロを、言いたいと思います
「吉澤さんに相談した」とか言わなくてもいいのにね、ってカンジですけど、この辺の天然に素直なところがね、高橋愛という人の愛すべきところですからね、ショウガナイですよね、うん(^^
 川*’ー’)<ほんとうにーサファイア〜役は、
 川*’ー’)<ちょっと、難しい役で
 川*’ー’)<自分の中でも葛藤しながら、毎日闘っていたのですが、
 川*’ー’)<・・・どうでしたか!?
で、会場賞賛の拍手喝采
まぁ、ね、実質何役だかわかんないくらいに複雑に入り組んだ役柄で、これは「難しい」の一言で片付くもんでもないくらいの役だったと思うんだけれど、残念ながら、愛ちゃんの闘いの日々は見れなかった自分ですが、その到達点である最終日を見た限りでは、最後の最後まで葛藤しながら、それでも、闘いの日々に見合うだけの成果を持って此処に辿り着いたんだろうなと思えるものがそこにあったと感じました。
 川*’ー’)<ホントに・・・大好きな世界なので!
 川*’ー’)<スゴイ毎日楽しかったんですけども、
 川*’ー’)<この衣装がもう着れなくなるんだなぁ〜と思うと
 川*’ー’)<凄く、淋しいです
って、ここで、「うん、うん、そーだろ〜ねぇ…」ってカンジで会場ちょっとシーンとしたカンジになって、したらその静まり具合に愛ちゃん焦ったのか
 川*’ー’)<・・・ど〜しよぉ〜!!
って叫びだして後ろにいるよっすぃーに抱きついてってしまったりして(^^;
繰り返しますけど、この高橋愛のこーゆーところはステキ過ぎです♪
そんな愛ちゃんでしたけど、そこでよっすぃーから何やらアドバイスを貰ったのか、再び前に出ると、キリっと表情引き締めて「芝居モード」に入って、
 川*’ー’)<皆さん、本当に応援ありがとうございました!
と、「サファイア王子」チックに〆の挨拶。
素で話すのは苦手で照れくさがりで、でも役に入り込めばすんなり出来てしまう。愛ちゃんってばもうすっかり「役者気質」だね。
最近、ハロメンの舞台出演が地味目に盛んだけど、愛ちゃんは娘。在籍中のうちからでもどんどんそっち方面に貸し出ししてもいいんじゃないでしょうかね?ホント。宝塚好きは伊達じゃない、ってぇか…あれだね、今回のつながりを切欠にさ、本家宝塚に客演とか叶わないモンかねぇ…ってそこはちょっと敷居が高いかな??
ともあれ、これはこれで高橋愛の魅力全開の挨拶も拍手喝采&笑い満載で一段落。


そして、鳴り止まない拍手の中、

 (0^〜^)<みんな〜
 (0^〜^)<御待ちかねの…

と切り出すよっすぃー

 (0^〜^)<ペンライトOKになったの?

って誰かに確認するかのように言うその言葉に促されるように、フライングから一端引っ込められていた「青いサイリウム」が再び掲げられはじめ、やがて会場は青一色に染まって…






て、


続けます(爆)